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REPORT

2015 FIM MotoGP世界選手権シリーズ 第15戦

2015 FIM MotoGP世界選手権シリーズ 第15戦 日本グランプリ 栃木県・ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
Moto2クラス
10月9日(金)フリー走行 天候:晴れ コース:ドライ
10日(土)公式予選 天候:晴れ コース:ドライ
11日(日)決勝 天候:雨 コース:ウエット 予選:29番手(1'53"949)決勝:13位 観客動員数:85,403人(2日間合計)

チームワークでもぎ取った世界選手権ポイント

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アジアロードレース選手権第5戦カタールから連 戦で迎えたMotoGP日本グランプリ。

小山は、今 シーズン、アジアに集中しているため、NH6には 乗っていなかったが、全日本には監督として帯同し、岩田選手をサポートしてきていた。

カタールに 行く前には、スポーツランドSUGOでプライベート テストを敢行。ここで新しいスイングアームを手島代表と共に試し上々の感触を得ていた。

昨年は、 代役参戦でNH6と共に世界を走ったが今年は NTS T.Pro Projectとして初参戦。アジア、そして 全日本を戦うメンバーで世界に挑み、その先の道 を切り開くためのレースとも言えた。

カタールのレースで転倒し、左肩を痛めていた が西門通り整骨院で超音波治療と針治療をして もらったおかげで痛みは和らぎ、いざサーキット入り。

しかし、走り始めからマシンの状態は思わしく なかった。

チャタリングが収まらないのだ。コース の特性からなのか、車体なのか、まずは原因を探 りながらセットアップを進めるが、チャタリングは一 向に直らない。

土曜日は旧タイプのスイングアー ムを装着してみるが症状は変わらなかったため、 考えられる部分を違う方向にセッティングしてみ ると、ようやく車体が機能し始める。

これが分かっ たのがフリープラクティス3だったため、予選は旧 タイプのスイングアームで走らざるを得なかったが、予選終了後にミーティングし、新しいスイング アームで走った方が、もっとよくなる可能性がある という結論に達した。

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メカニックは、再びスイングアームを交換し、日曜日を迎える。

しかし、天気は 雨模様となりウエットコンディションに。さらに朝の ウォームアップ走行は、濃霧のためヘリコプターが 飛べずにディレイ。

結局、僅か10分だけ行われたが、ここで小山は経験を生かし、マシンの状態を確認。

さらにセットを積め、決勝グリッドに並んだ。

スタートでは、目の前のライダーがフライング し、その影響を受け最後尾となるが、そこから冷 静にマシンと路面の状態を把握しペースを上げて行った。

オープニングラップで6つ、3周目まで に、さらに3つポジションを上げ、高橋選手の背後 につけると9周目には高橋選手もパス。

この時点 で15番手とポイント圏内に入ってくる。

レース終 盤には、前で転倒車があり、2つポジションを上げ て13位でゴール。チーム、そしてNH6で初めて ポイントを獲得したのだった。

小山知良 コメント
「チームのみんなで獲得した3ポイントだと思います。初日から決し て、いい流れではありませんでしたが、問題となっている部分を洗い 出し、マシンをいい方向に導いて行けたこと。そして世界で、通用す ることが分かったことが、今後につながるレースになったと思います。 頑張ってくれたチーム、そして応援してくれた皆さんに感謝します」

アジアロードレース選手権

2015 アジアロードレース選手権第6戦タイ チャンインターナショナルサーキット
SS600クラス
12月5日(土)予選4番手(1分39秒615)/RACE1:5位 天候:晴れ 路面:ドライ
   6日(日) RACE2:2位 天候:晴れ 路面:ドライ
シリーズランキング:2位

チームと共に成長し獲得したランキング2位

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アジアロードレース選手権にフル参戦し3年目のシーズンが終了した。

小山は、シリーズランキ ング2位、チームランキングでも2位となり、しっ かり結果を残すことができたシーズンとなった。

レースウイークは、今回も木曜日から始まる変 則スケジュールとなった。

まずは8月末に同じく チャンインターナショナルサーキットで行われたレースのセットから始め、サスペンションの仕様 違いを試していく。

その中から、いいフィーリング のものをチョイスし、公式予選に臨んだ。

セッション毎にタイムを縮めていたが周りも、そ れは一緒。

小山は1分39秒台前半を狙ってタイ ムアタックに入る。

セッション終盤には1分39秒 615をマーク。4番手と惜しくもフロントロウは逃したが、タイム差は少なく、決勝での挽回を誓っていた。

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土曜日の午後に行われたレース1。

小山は得 意のスタートダッシュを決め3番手で1コーナー に進入。

その後、8台による2番手争いとなる が、なかなか集団の前に行くことができないでいた。

そのままレース終盤を迎えるが、勝負を仕 掛けるところまで行けずに5位でゴール。

レース 1での反省を踏まえ、インフィールドに合わせて いたためショート気味だったギアレシオを変更。

それに合わせてサスペンションも前後とも大幅に セットを変えてレース2に挑んだ。

レース2も4番手グリッドから好スタートを決め た小山は、3番手で1コーナーに進入。

3コー ナーでは一気に2台をかわしトップに浮上する。

その後は、またも2番手争いになるが、レース2 では、変更したセットがうまくはまりライバルと勝 負できる状態になっていた。

そしてバトルは最終 ラップにもちこまれる。

3コーナーでのブレーキン グ勝負は、接触するほど激しいものだったが、ここで遅れを取ってしまい4位でゴール。

レース後に車検で前の2台が失格となり、改訂版のリザルトは2位となった。

小山知良 コメント
「2015年シーズンも多くの応援を本当にありがとうございました。今年は、安定して表彰台に上がることができランキング2位になることができました。目標としていた優勝、そしてチャンピオンには届きませんでしたが、チームも成長できましたし、これまでの反省を踏まえてチーム体制を強化して、さらに上を目指して行こうと思っています。 2016年は、新たにスリックタイヤになりますが、テストでは好感触を得てトップタイム をマークできました。来シーズンは、開幕戦から優勝を狙えるように万全の体制で臨もうと思っています。引き続き応援をよろしくお願いいたします」